関門時間旅行とバリアフリー観光
関門時間旅行に参加してきました
平成29年の夏頃より、関門地域(下関市・北九州市門司区門司港)の魅力を様々な形で発信していく取り組み「関門時間旅行~海峡都市で会いましょう。~」が始まっています。
『関門時間旅行』は、日本を代表する海峡都市「関門」の魅力を探り、楽しみ、広める好奇心メディアです。
映像、ブログ、写真、いろいろな方法で、関門に流れる時間の魅力を発信していきます。 月に一回くらいのペースで、メンバーが勢揃いして関門の魅力を伝えるYouTube番組「関門時間旅行〜海峡都市で、会いましょう。〜」を関門のどこかから生中継もします。だいたい「公開」でやりますから、ご興味ある方は現場にも遊びにきてくださるとうれしいです。最新情報は「Live Event」の情報をチェック。そしてもし良かったらメンバーに加わってください。文章引用:関門時間旅行
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始めはただのお客さんとして観覧をしていたのですが、次第に自分も何か関わることが出来ないかと考えるようになっていました。その後ご縁があり、バリアフリーケア担当として、今回初めて取材と少しだけ番組にも参加することになりました。
取材に参加して
今回の取材工程は、「玉川奈々福さん・沢村豊子師匠」のお二人をお連れして、2日間で関門の歴史を巡る密度の濃いものとなりました。
- 取材1日目⇒前田砲台跡~功山寺~日清講和記念館~門司港「三宣楼」
- 取材2日目⇒赤間神宮~御裳濯川公園~和布刈神社~甲宗八幡宮~巌流島
結果的に、「バリアフリーケア係り」としてお役にたてる機会は少なかったのですが、疲れの状態を考慮しながらのスケジュール調整やタクシーの配置検討など、実践的な場面に関わることができました。今後のバリアフリー観光を考えるうえで、非常に良い経験をさせてもらいました。
海峡都市「関門」の魅力再発見
海峡都市関門には「メガトン級のコンテンツ」が点在していると「関門時間旅行」で再三述べられていますが、実際に関門に住む私にはピンときていないところがありました。
しかし、「玉川奈々福さん・沢村豊子師匠」とご一緒する中で、改めて関門の魅力を再認識することになりました。
お二人は長府の街並みの何気ない石垣に維新の息吹を感じ、関門海峡の急流に合戦で散った平家一門の悲哀を感じ、巌流島の大地に二人の剣豪の息遣いを感じていました。
ああ、凄いなと。「浪曲」という歴史を語る「芸の道」で活きる人たち、「プロ」なんだなぁと感じました。
私の日常の風景は、他の地域の人々から見れば魅力ある風景に映ることもある。そして、この魅力ある風景を一般の人々だけではなく、ご高齢の方やハンディをお持ちの方でも気軽に訪れることができるようになる。その為に必要な情報や手段を伝えていく重要性を改めて感じる良い機会となりました。