下関の和菓子店「梅寿軒」創業100年越えは伊達ではありません!
目次
唐戸の裏通りにひっそりと…
唐戸市場と赤間神宮を結ぶ国道9号線の一本裏通りに面して「梅寿軒」が建っています。私が「梅寿軒」を知ったのは、とある知り合いの自宅に伺った時に出された、和菓子の「いしごろも」の味に感動してからです。
「いしごろも」に関しては後ほどご紹介するとして、「梅寿軒」は明治36年創業で110年を超える歴史ある名店です。ただ、いかんせん、観光客が通ることの少ない裏通りに面している為、地元意外にはあまり知られていない名店でもあります。
引用資料:梅寿軒ホームページ
ただ、地元の人々にとっては定番の和菓子店、ちょっとした手土産を買う際にも重宝されるお店だそうです。
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和菓子の紹介
まずは定番のもなか。大納言と白小豆の2種類があります。
ういろうです。定番の小豆などに加えて、夏みかんやはなっこりーなど山口の特産品の味などもあります。しかし、漢字で「外郎」と書くんですね。初めて知りました。
シンプルな生外郎は「108円」なので、気軽に買うことができますね。
袋菓子なんかは日持ちがするのでオススメですね。
生菓子です。右手の「いしごろも」が私の一番のお気に入りです。
主力の生菓子が勢ぞろい。真ん中の「わかめ餅」も「梅寿軒」のメインの商品なようです。しかし、わかめって…。勇気がないので食べたことはありません。
ちなみに、「わかめ餅」は名誉総裁賞という凄い賞を受賞しているようです!
詰め合わせなんかも、色々な味が楽しめて喜ばれるかもしれませんね。
個別に生菓子の注文も受け付けてもらえるようです。
買ってみました♪
「円の石」と「いしごろも」の2点を買ってみました。
「円の石」です。白あんベースに白ごま?がまぶしてあります。角のとれたまろやかな甘さです。
真打ち「いしごろも」です。私は甘い物が苦手な訳ではありませんが、買ってまでは甘い物を食べない人間でした。まして、和菓子なんかは特に縁遠いものでした。
そんな私が初めて「いしごろも」を口にしてからは、すっかりファンになってしまいました。
直径は3cm程で、お餅(団子?)を粒感の残る「あん」で包み込むように丸めています。その「あん」の周りにはザラメがまぶしてあります。
「いしごろも」を口にすると、まず最初にザラメの優しい甘さがします。次に「あん」が出てきますが、甘さ控えめのため小豆そのものの味が表に出てきて、素朴で懐かしい味がします。そして最後にお餅の食感が口の中に広がって消えていきます。
小さなお団子ですが、甘さや食感の変化が楽しく、何より小豆の味がストレートに来る味が最高です!
アクセス
唐戸から長府方面に国道9号線を進みます。右手に唐戸市場の駐車場が見える頃に、左手に「第一交通」の建物がありますので、手前の道を右折すると直ぐに梅寿軒が見えてきます。
駐車場も完備してあります。