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壇ノ浦の戦いの地「壇ノ浦漁港」

R3.8 加筆修正しました。

目次

ひっそりと存在する小さな漁港

唐戸市場より国道9号線を長府方面に向かうと、車で1,2分程で関門橋が眼前に迫ってくるなか、マンション群の切れ間から、小さな漁港が一瞬だけ姿を見せます。意識して通らないと見過ごしてしまう程の小さな漁港です。

漁港への入口は、壇ノ浦バス停横の住宅の切れ間からとなります。なお、漁港内に駐車スペースはありませんので、近隣の駐車場(唐戸市場周辺・関門トンネル人道⇒どちらも徒歩10分~15分程度)をご利用下さい。

途中に傾斜が急(車椅子自走は不可)な坂道あり。手摺り等もないため要注意。

漁港側より入口を眺める。途中右手に壇ノ浦漁港の漁師さんを見守る蛭子神社。

小さな漁港には数人の釣り人がいるだけ。

関門橋と急流と大型船

関門橋が眼前に迫る。

最大潮流は10ノット(時速19km)にもなり、足元の海流が川のように流れていく。

狭い海峡に多くの大型船が行き交うなか、小さな漁船が間を縫うように航行する。

世界中の国々から来た様々な種類の船が行き交う。

歴史深い壇ノ浦漁港

国道9号線と関門海峡の間に「舟屋」が立ち並んでいます。「舟屋」とは、海に面した地下部分に漁船を引き入れて、2階、3階部分を居住区とする特徴的な住宅です。現在は積極的には使用されていないようですが、往時がしのばれます。

目の前の関門海峡は、平家と源氏が存亡を賭けて戦った「壇ノ浦の戦い」。

長州藩と欧州列強との戦いから明治維新へと繋がった「馬関戦争」など様々な歴史舞台となりました。

以前、壇ノ浦の漁師さん宅にお邪魔した際に、海峡で溺れた人を救助した際の感謝状が飾られていました。

「壇ノ浦の戦い」が行われた当時の漁師さん達も、同じように平家や源氏を助けたのでしょうか?

近代的なマンション群と趣深い舟屋群が共存する風景を眺めていると、車の喧騒と同時に往時の人々の声が聞こえてくるような不思議な気分になります。

漁港を訪れる際のお願い

壇ノ浦漁港は非常に綺麗に維持されているようです。釣り人もマナー良く利用されていますし、なにより漁師さん達の理解があるからかと思います。

漁港は漁師さん達の生活の場でもありますので、訪れる際は是非、マナーを守ってご利用下さい。

バリアフリー情報

漁港入り口に緩やかな傾斜がある以外は大きなバリアはありません。

ただし、通常の漁港である為、漁具やロープなどが多くあります。また、海と隔てる柵なども無い為、十分に注意してご利用下さい。

現地地図

 

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